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地電位差測定用24bitADシールド GLOG-AD(旧製品)

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地電位差測定用24bitADシールド GLOG-AD(旧製品)

  • 旧製品 参考情報
  • Arduino用シールド
  • アナログ電源として5V、デジタル電源として+3.3Vを使用
  • 2チャンネルの正負電圧(±2.048V)を測定可能
  • 2チャンネルの5Hz sample 24bit AD
  • 低消費電力 2.8mW
  • 入力に雷サージ対策素子付き
  • 回路図とADライブラリを公開しているのでお客様自身で改造できます
glog_ad_kiban.jpg

 

 本器は差動2CHの電極電圧を24bit ADで測定できるArduino用シールド(拡張基板)です。シールドの電源としては+5Vのみを使いますが、ADの基準電圧(2.048V)をコモン電極用に出力しており、それを基準にして正負電圧(±2.048V)を測定できます。サンプルスケッチを公開(予定)していますので、購入後すぐに地電位差測定が始められます。消費電力はAD変換時2.8mWと非常に少ないですが、測定を行わない時はADをスタンバイ状態にすることでさらに低減(1.2μW)出来ます。基板上のAD入力には雷サージ対策の素子が付けられています。さらに外付け用のガスチューブアレスタも付属します。

受注生産品 定価¥41,900(8%税込)

 

●地電位差入力

電極入力: 5入力 CH1+, CH1-, CH2+, CH2-, COM
全入力(5本)に半導体型サージアブソーバあり
外付けガスチューブアレスタ(90V)x2を出荷時に付属
アンチエリアジングフィルタ:
1次RCフィルタ 6.3sec(デフォルト)お客様自身で部品を付け替えることで変更可

●AD
使用IC: TI ADS1247
入力: 差動型 2CH

 注意! 2CHの完全な同時測定は出来ません。AD内蔵マルチプレクサの切り替えが必要です
分解能: 24bit
入力電圧: ±2.048V/FS
基準電圧(COM): 2.048V
サンプリング周波数: サンプルライブラリでは5Hzサンプル

 ADは他のサンプル周波数にも対応可能ですが、ソフトのデフォルト状態からの変更はお客様自身でお願い致します。

入力抵抗: 5GΩ @5Hz sample
商用周波数除去フィルタ(50/60Hz): AD内蔵

●ADノイズ性能(ADデータシートの仕様値)
ENOB(Effective Number Of Bits)
RMS Noise: 21.8bit
P-P Noise: 19.6bit
@5Hz sample, PGA Gain=1

●消費電力
AD変換時
デジタル系+3.3V 0.21mA 0.69mW
アナログ系+5V 0.41mA 2.1mW
合計 2.8mW
スタンバイ時
デジタル系+3.3V 0.2μA 0.66μW
アナログ系+5V 0.1μA 0.5μW
合計 1.2μW

●ご注意

この製品は、ご自分でハードウェアとソフトウェアを理解が出来ており、開発環境を構築出来て、ハードとソフトを改造することが出来る方向けの商品です。この製品のハードウェアとソフトウェアは、出荷時の状態(仕様)で提供されます。お客様個別のハードの変更・ソフトの変更は公開されている技術情報を元にしてお客様自身で行ってください。

この製品を利用したカスタム計測器の製作(有料)は別途ご相談下さい。

GLOG-AD回路図
GLOG-AD Arduino用ライブラリ

**** 電源と使用できるArduinoについて ****

●GLOG-ADの電源仕様
+5V(Analog電源)と+3.3V(Digital電源)を使っています。
Arduino側から両方供給される必要があります。

●Seeedstudio Stalkerで使う デジタル3.3V動作 アナログ+5V動作 +5V供給もあり
GLOG-2012でも使用したSeeedStudio Stalkerでは
5Vと3.3Vの両方をボード上で作ってシールドに供給しているので使用可能です。
デジタル信号は3.3Vです。
Seeeduino Stalker – Wiki <http://www.seeedstudio.com/wiki/Seeeduino_Stalker>
Arduinoクローンなので使い方はUNOと変わりません。
残念ながら国内での入手性は良くありません。

●Arduino Pro 3.3Vで使う デジタル3.3V動作 アナログ+5V動作
DC入力ジャックに入った電源がそのままバスの+5Vとして使われるので、ある程度安定化した5Vをそこから入れれば多分使用可能です。
http://arduino.cc/en/uploads/Main/Arduino-Pro-schematic.pdf

●Analog電源(本来は+5V)を+3.3Vと接続することで、+3.3V単一電源で使う デジタル3.3V動作 アナログ+3.3V動作
Arduino Pro 3.3Vなど

GLOG-AD基板上のAnalog電源(本来は+5V)のスタッキングコネクタ(以下バスと呼ぶ)への配線を念の為カットして下さい。+5Vのバスへ+3.3Vが入り込むのを防ぐためです。
ADの入力レンジが±2.048Vから狭くなりますのでご注意下さい。
Analog電源+3.3V時 -2.048〜+1.252V

●Digital電源(本来は+3.3V)を+5Vと接続することで、+5V単一電源で使う デジタル5V動作 アナログ+5V動作
Arduino UNO(5V)
Arduino Pro 5Vなど

GLOG-AD基板上のDigital電源(本来は+3.3V)のスタッキングコネクタ(以下バスと呼ぶ)への配線を念の為カットして下さい。+3.3Vのバスへ+5Vが入り込むのを防ぐためです。

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